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中学生のクラスメイト、淡い恋の片思い体験談

【高知県・敦子さんの片思い体験談】

私の心の秘め事です。それは中学生の頃でした。クラスメイトが「あの人かっこいい!」「あの先輩かっこいい」と騒ぐ中、私は同級生のK君が好きでした。

 

U君はかっこいいとは言いがたい容姿でガサツで乱暴者、どちらかというと学年の女子からは好かれないタイプです。

 

しかし、私は彼とフィーリングが合うというか、からかいを含めてちょっかいをかけてくる彼と笑いのツボが合い、休み時間ごとにお互いを追いかけ回して 言葉の掛け合いやふざけあいを楽しんでいました。

 

彼は他の女子にも同じようにからかったりするのですが、他の女子からは冷ややかな目で見られていました。

 

私は日ごとに恋心を募らせ、家でその当時、好きで書いていた詩に 毎晩のように恋心を綴りました。友達はだいたいが恋愛対象としては彼のことをよく言う人はいなかったし、私も多感な年ごろで 彼を好きだということを知られるのも嫌だったので、私の片思いは誰にも秘密で私が心をさらけ出せるのはその詩だけでした。

 

ところで、彼の方が私のことをどう思っているかというと、その当時は恋愛などに興味はないと言ったそぶりで、もちろん私へのからかいや、遊びを仕掛けてくるのはそういう恋愛からは遠く離れたところからのようでした。

 

ある時、私は父に頼まれて日曜の朝だけ新聞配達をすることになりました。早朝、眠い目をこすりながら朝の街を自転車で新聞を配達しました。

 

何週間か続いた頃でしょうか、ある家に新聞を配達し終え自転車に戻ると、なんと彼がそこにいるではありませんか!みると彼も自転車姿で新聞をカゴに積んでいます。

 

私は胸が高鳴りました。しかし平静を装って「あれ!Uくんも配達してるん?」と声をかけました。「おう!お前もか。」U君もあまりの偶然に少し表情もニコニコしていました。

 

そしてなんとすごいことを言ってくれたのです。「お前それ配り終わったらちょっと海で遊ばへんか?」

 

私はドキドキがおさまりませんでした。震える声で「うん」というと彼は「じゃあまたあとでなー」と言うと残りの新聞を配りに行きました。

 

海というのはテトラポットなどが置いてありそこを登ったり降りたりして遊ぶのが地元の子の定番となっているところでした。
私は新聞を配り終えドキドキしながら海に行きました。彼はもう待っていてくれました。

 

いつもの感じでとりとめのない会話をしたりテトラポットで追いかけごっこをしたり私は幸福の絶頂でした。
たわいもない会話をして30分くらい遊び終わると私たちは帰るのですが、週末の新聞配達の帰りにそこで遊ぶというのはしばらく私たちの定番になりました。

 

私はしあわせすぎてまた詩をしたためていました。今考えるとこの頃が一番しあわせだったかもしれません。

ところがある日、私は友達からU君は先輩に好きな人がいて付き合うことになったらしいよと聞きました。

 

週末の新聞配達の後の遊びにも彼は来なくなりました。
私は泣きました。

 

恋が終わったことを実感しました。私は書き溜めた詩を海に持って行って泣きながら小さく破り テトラポットの下の砂に埋めました。

 

私の恋は少しずつ海に流されていけばいいと思って波が少しづつ砂と詩のかけらをさらっていくように浅く埋めました。

 

私ももう海にはいかなくなりました。
せつない私の小さな片思いの思い出です。

 

 

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